価値ある未来を創る
ヴァルフトゥーラ千葉は、地域に育てていただくクラブです。選手や保護者だけでなく、活動場所を支えてくださる方々、対戦してくださるチーム、地域の企業や行政など、多くの皆さまの協力があって活動できます。
だからこそ、サッカーの活動だけを行うクラブではなく、地域に少しずつ恩返しができる存在になりたい。地域の清掃活動にも取り組み、公園愛護団体としての活動を進めています。
今後はジュニア、ジュニアユースだけでなく、子どもから大人まで参加できる多世代・多種目の総合型地域スポーツクラブとして、地域の皆さまがつながれる場所をつくっていきたいと考えています。
もちろん、すぐにすべてを実現できるわけではありません。活動場所、人材、運営資金など、乗り越えるべき課題があります。それでも、目指す未来を言葉にし、一つずつ行動に移していく。地域の子どもたちが夢を持ち、安心してスポーツを続けられる環境をつくり、選手たちが成長したあとにも「自分が育ったクラブ」として戻ってこられる場所にする。
試合に出る以上、勝利を目指すことは大切です。勝ちたいという気持ちがあるからこそ、選手は最後まで走り、仲間と協力し、苦しい状況でも諦めずに戦えます。ヴァルフトゥーラ千葉も、勝敗を軽く考えているわけではありません。
ただし、育成年代では「今日の試合に勝つこと」だけが目的にならないよう注意が必要です。
それで目の前の試合に勝てても、選手の数年後の成長につながるとは限りません。大切なのは、日頃取り組んでいることを試合の中で発揮しようとすること。うまくいった部分と、まだ足りなかった部分を確認し、次のトレーニングへつなげる。試合は勝敗を競う場であると同時に、選手とチームの現在地を知る場でもあります。
選手の成長には、クラブの指導だけでなく、ご家庭の理解と協力が欠かせません。練習や試合への送迎、体調管理、食事、用具の準備など、保護者の皆さまには日頃から多くの支えをいただいています。その協力を当たり前だと思わず、クラブとして感謝を持ち続けたいと考えています。
一方で、育成年代では、子ども自身が少しずつ自立していくことも必要です。
大人がすぐに答えを出してしまうのではなく、まず本人に考えさせることで成長につながる場合があります。
クラブと家庭の役割は同じではありません。しかし「選手の成長を支える」という目標は共通しています。だからこそ、クラブの考えを一方的に伝えるだけでなく、面談や日頃のコミュニケーションを通じて、お互いの考えや選手の状況を共有することが重要です。
クラブの価値は、今いる選手の人数や目の前の成績だけで決まるものではありません。選手が卒団したあと、どのような人に成長しているか。大人になったときに、「自分を育ててくれた場所」としてクラブを思い出してもらえるか。それもクラブの価値を表す大切なものです。
将来、卒団生が高校や大学で活躍する。指導者としてクラブに戻ってくる。地域の大人として、今度は次の世代を支えてくれる。そのようなつながりが少しずつ積み重なれば、クラブは単なるサッカーチームではなく、地域にとって大切な場所になっていきます。
そのためには、クラブ自体が長く活動を続けられる基盤が必要です。選手育成の質を高めること。指導者を育てること。活動場所を確保すること。地域や企業との関係を築くこと。
どれも短期間で完成するものではありません。目の前の選手を大切にしながら、5年後、10年後のクラブの姿を考え、一歩ずつ積み上げていきます。
ヴァルフトゥーラ千葉を、そのようなクラブにしていきたいと思っています。
小学生 〜 中学生。
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